高分解能と『簡単な取り付け』の両立

「高精度エンコーダは、取り付け公差が厳しくて大変」というイメージはありませんか？ マグネスケールの次世代リニアエンコーダ“SmartSCALE”は、新開発の技術で、このジレンマを解消しました。

高精度なのに取付公差が広い理由

SmartSCALEは分解能5ナノメートル (5nm)という高分解能を達成しながら、取り付け時の許容度を大幅に広げています。

特徴	SmartSCALEの優位点	効果
分解能	5ナノメートル (5 nm)を実現	高精度な加工・位置決めが可能
取り付けクリアランス	従来比2倍 (185 μm)	取り付け作業が大幅に容易に
稼働時クリアランス変動許容値	従来比5倍 (±100 μm)	機構設計の許容度が高まり、信頼性が向上

構造がシンプルになり信頼性も向上

この取り付け公差の緩和は、単に作業が楽になるだけでなく、構造的な信頼性向上にもつながっています。
厳しい公差がなくなったことで、取付公差（クリアランス）を保持するためのベアリングやスプリングといった故障の原因になりやすい可動機構部品が廃止されました。その結果、エンコーダ自体の構造がシンプルになり、堅牢性が大幅に向上しています。

高精度化、省エネ、そして設置の簡素化。これらを実現するSmartSCALEは、次世代の工作機械設計に最適なエンコーダです。

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