MG40の特徴
MG40の新計測システムはカウンタの主要機能をゲージ本体に高次元で移植。MG40シリーズはゲージのセンサアナログ出力やAB相出力をカウントする必要が無く、ゲージとのフルデジタル通信により直接位置情報を取得します。応答速度は当社比20倍、外来ノイズによるミスカウントも解消し、通信不良には再読込で瞬時にリカバーします。
- タクトタイムを縮める信頼性の高い高速通信
- Ethernetで高速通信
- 通信エラー検出
- 通信専用高速RISCプロセッサ
- 計測データ高速演算プロセッサ
- 新開発ASIC
- 簡単ラクラク省配線
- HUB接続方式
- PLC配線
- 電源供給
- ゲージ個体情報の取得
- DINレール固定と前面配線
- システム効率を最大化
- タクトタイム短縮を可能にする高速計測
- トータルシステムコストの低減
スペック
MG41-NC 主な仕様 | ||||||||
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項目 | 条件等 | 内容 | 備考 | |||||
記載内容は予告なしに変更する場合があります。 |
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接続可能測長ユニット本数 | システム全体 | 1~100本(101本目以降は接続無効) | MG42ハブユニット接続台数24台まで | |||||
MG41メインユニット | 0~4本 | |||||||
MG42ハブユニット | 0~4本 | |||||||
接続可能測長ユニット | DK800Sシリーズ、DKシリーズ | |||||||
接続ケーブル長 | MG41 メインユニット- MG42 ハブユニット間および、MG42ハブユニット- MG42ハブユニット間:0.5m、1m、2m、5m、10m MG41メインユニットからのトータルケーブル長 最大30m(最大電流4A以内) |
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最高分解能 | 設定可能な出力データ分解能・表示分解能 | |||||||
測長ユニット分解能(入力分解能) | 0.1μm | 0.1μm | 0.5μm | 1μm | 5μm | 10μm | ||
0.5μm | – | 0.5μm | 1μm | 5μm | 10μm | |||
測長ユニットデータ取込能力 | 通信10Mbps | 最大10000データ/秒(100軸接続時) | 1軸分のデータを1データとする | |||||
ピークホールド機能 | 各軸の最大、最小値、P-P値を演算(ポーズ、ラッチ、スタート機能あり) | |||||||
ポーズの間は、ピーク値は更新しない | ||||||||
ラッチの間は、出力・表示データ更新しない(内部データは更新) | ||||||||
スタートにより、ピーク時の再計算開始 | ||||||||
出力可能データ | 単軸時 | 各軸の現在値、最大値、最小値、P-P値 | ||||||
加減算時 | 2軸の加減算軸の現在値、最大値、最小値、P-P値 | 加減算軸の単軸演算は不可 | ||||||
コンパレータ機能 | 各軸(単軸、加減算軸)のデータを比較計測して、コンパレータ結果を出力(ラッチ時はコンパレータもラッチ) | |||||||
コンパレータ設定値 | 2個 | 4個 | 8個 | 16個 | ||||
設定値組数 | 16組 | 8組 | 4組 | 2組 | ||||
イーサネット | 100Base-T(IEEE802.3準拠) 100Mbps/10Mbps(オートネゴシエーション) コマンド入力、データ出力、パラメータ設定 可能 | |||||||
リセット機能 | 各軸の現在値をリセット(コマンドによる) | |||||||
プリセット機能 | 各軸の現在値に値をプリセット(コマンドによる) | |||||||
基準点設定機能 | 各軸の基準点を設定可能(コマンドによる) | マスター合わせ機能未使用時 | ||||||
原点機能 | 原点を使用して、各軸の基準点の再現が可能(コマンドによる) | |||||||
マスター合わせ機能 | 原点を使用して、各軸のマスター合わせが可能(コマンドによる) | |||||||
測長ユニット製品情報 | 接続された測長ユニットの製品情報を取得可能(コマンドによる)製品コード/シリアル番号/製造年月日 | |||||||
各通信ラインにおける各コマンド・設定の有効無効 | イーサネット | CC-Link | ||||||
コマンド | リセット機能 | ○ | ○ | |||||
プリセット機能 | ○ | ○ | ||||||
基準点設定機能 | ○ | ○ | マスター合わせ機能未使用時 | |||||
原点機能 | ○ | ○ | ||||||
マスター合わせ機能 | ○ | ○ | ||||||
コンパレータ値設定 | ○ | ○ | ||||||
コンパレータ組番号設定 | ○ | ○ | ||||||
スタート | ○ | ○ | ||||||
ポーズ | ○ | ○ | ||||||
ラッチ | ○ | ○ | ||||||
データ出力 | 現在値・ピーク値( 全軸) | ○ | × | |||||
現在値・ピーク値( ユニットごと) | ○ | ○ | ||||||
コンパレータ判定結果 | ○ | ○ | ||||||
アラーム( 通信・測長ユニット) | ○ | ○ | ||||||
ソフトウェアバージョン | ○ | ○ | ||||||
測長ユニット製品情報 | ○ | ○ | ||||||
各種設定 | 入力分解能 | ○ | ○ | |||||
表示・出力分解能 | ○ | ○ | ||||||
軸加算 | ○ | ○ | ||||||
コンパレータモード(2/4/8/16個1組) | ○ | ○ | ||||||
電源電圧 | 端子台入力 | DC12~24V(11~26.4V) | MG42ハブユニット6台ごとに、電流4A以上の電源を追加して使用してください。(推奨+24V) | |||||
消費電力 | 接続条件に注意 | システム合計 最大電流4A | ||||||
最大電流を超える場合は、後続のMG42ハブユニットに電源供給することで後続に接続可能 | ||||||||
MG41メインユニット:4W MG42ハブユニット:1W/台 測長ユニット供給:1W/本 | ||||||||
使用温湿度範囲 | 0~+50℃(結露なきこと) | |||||||
保存温湿度範囲 | -10~+60℃(20~90%RH) | |||||||
質量 | MG41:300g MG42:250g |