株式会社マグネスケール（以下、当社）は2023年6月の完成を目標として、当社、神奈川県伊勢原事業所内に、計測用の半導体レーザの開発、および生産を目的とした工場を新設します。

当社は、ピコメートル・レベルの分解能を持つエンコーダであるレーザスケールおよび工作機械に搭載するマグネスケールをはじめとした計測機器の開発・製造・販売をしています。 レーザスケールの主な市場である半導体製造・検査装置では、集積度アップのため、更なる微細化や三次元化の重ね合わせ精度の必要性から、スケールの高精度要求が高まり、需要も年々拡大しています。 脱炭素社会へ向けた発電タービンの高精度化にもレーザスケールが貢献しており、当社の計測機器に用いる半導体レーザの必要数量は2025年には年間10万個と予測しています。
そこで、需要が増加する将来に向けて、また高性能化の要求に応えるため、計測用半導体レーザの自社開発および内製化に踏み切ることを決定しました。 2024年の操業を目指し、伊勢原事業所内に半導体レーザの開発・試作・製造を行うための施設を建設いたします。

◆ 新棟の概要
(1) 所在地 ：神奈川県伊勢原市鈴川　株式会社マグネスケール 伊勢原事業所内
(2) 建設面積 ：450㎡
(3) 延床面積 ：918㎡
(4) 操業開始 ：2023年6月 建物完成、 2024年1月 操業開始
(5) 総投資額 ：約30億円

【お問合せ先】 社長室広報課     E-mail : informationPR@www.magnescale.com